乃万研究室
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[研究内容 (発表)]
[良くある質問]
研究内容
研究テーマの例です.主に学会等で発表したものを紹介します.他にも様々な研究をしてます.
ピアノ演奏支援 [▲]
ピアノを弾くのは難しい.それにドレミの勉強も面倒くさい.
それで,カメラで撮影した手元(ピアノ)の画像を縦向きにして,
楽譜に鍵盤の位置を合わせて表示することで,
楽譜のどの位置の音符をどの鍵盤で弾けばいいかを分かりやすくしています.
頭髪モデリング [▲]
髪の毛は本数も多く CG で作成するのは大変です.
そこで,髪の束を房として考えて線(ストローク)を作ることで簡単にさまざまな髪のモデリングができます.
作例はそれぞれ 5~10 分程度で作ってます.
ゲーム(RPG など)で自分の分身を作る時,短時間で作れるけどパターンが少ないものや,
かなり自由に作れるけどめんどくさかったりすると思ったので,
なるべく簡単で自由に作れないかなと思って始めました.
- Kunio Yamamoto, Toma Shimosoyama, Tsukasa Noma, "NPR Hair Modeling with Parametoric Clumps,"
2017 International Conference on Cyberworlds, pp. 214-217, 2017.
- 下曽山 跳馬,山本 邦雄,乃万 司,
"房の形状制御による非写実的頭髪モデリング," EC2015.
街中案内板 [▲]
道の先にどんな施設があるかを教えてくれるシステムです.
スマートフォンを道にかざすと,その先の施設の看板を画面に表示する研究です.
「うまく地図が読めないので,どの道を歩けばいいかを教えてほしい」とか,
「建物にエアタグなどと呼ばれる情報をつけたりできるサービスがあるけど,
その建物までのルートがわからない」などで困ったことから研究を始めました.
- 井上 拓哉,山本 邦雄,乃万 司, "部分地図のコラージュによる案内地図作成システムの開発,"
HCI159.
マーカが見えなくなっても AR で表示したい! [▲]
AR 用のマーカが見えてると CG の画像を重ねることができます(一枚目の画像).
でも,他の物体などでマーカの一部が見えなくなるとマーカとして認識できなくなります.
二枚目の画像は,手前のマーカは認識して,
CG 画像を重ねてますが,奥のマーカは一部が見えないので CG 画像を重ねることができません.
そのように見えなくなったマーカでも,きちんと記憶し,CG 画像を表示(三枚目の画像)する研究です.
AR マーカは他のマーカや指などでも,一部が欠けるとすぐに CG を表示できなくなるので,
ずっと CG を表示しててほしいという思いから研究を始めました.
- 堀本 卓,山本 邦雄,乃万 司,"AR による仮想物体構築システム,"
第 75 回全国大会 講演論文集(分冊 4) 情報処理学会, pp. 139-140, 2013.
動画を簡単に加工したい! [▲]
画像を加工するときのモザイクやぼかしのボタンを押せばすぐにできます.
動画も同じように簡単に処理する研究です.
動画用の処理を用意し,その処理を緑の箱のようにつなぐだけで簡単に動画を処理します.
つなぎ方をちょっと変えるだけで,動画にいろいろなエフェクトを付けられます.
- Satoru Hirai, Motoshi Tokoshima, Kunio Yamamoto, Hiromi Baba, Tsukasa Noma, "Previewing in Visual Programming Environment for Video Effects,"
International Proceedings of Economics Development and Research: Language, Medias and Culture II (ICLMC 2013), pp. 27-31, 2013.
- Satoru Hirai, Akihiro Miyamoto, Motoshi Tokoshima, Kunio Yamamoto, Hiromi Baba, Tsukasa Noma, "MVEVE: A VISUAL PROGRAMMING ENVIRONMENT FOR CREATING NEW VISUAL EFFECTS,"
Computer Graphics and Imaging (CGIM 2013), 2013.
写真の天気を変えたい! [▲]
雨の日の画像を晴れの日の画像に自動で変換する研究です.
雨の日の画像がデジタルカメラで撮影したもので,
晴れの日の画像は雨の日の画像を自動的に変換したものです.
- 崎田 恭介,山本 邦雄,乃万 司,"多数の画像対を用いた雨天画像から晴天画像への変換,"
電子情報通信学会 2009 年総合大会, 2009.
普通のディスプレイを医療用ディスプレイに! [▲]
医療用の画像を修正する研究もあります.
医療用のディスプレイは一般的なディスプレイと出力の特性が違います.
その違いを吸収し一般的なディスプレイを備えた iPhone でも医療用と同じようなグレースケールで表示できるようにしたものです.
- 富永 崇之,木暮 祐一,津村 忠助,山本 邦雄,乃万 司, "スマートデバイス向け簡易ディスプレイキャリブレータの開発,"
モバイル学会 シンポジウム '13, モバイル学会誌 JOURNAL OF MOBILE INTERACTIONS, VOL. 3, NO. 1, pp. 21-25, 2013.
- 富永 崇之,木暮 祐一,津村 忠助,山本 邦雄,乃万 司,"スマートデバイスを利用した救急遠隔医療システム,"
日本遠隔医療学会雑誌 第 8 巻 第 2 号 平成 24 年 9 月, pp. 112-115, 2012.
- 富永 崇之,木暮 祐一,津村 忠助,山本 邦雄,乃万 司,"スマートデバイスを利用した救急遠隔医療システムに求められるセキュリティ,"
モバイルヘルスシンポジウム 2012, pp. 32-33, 2012.
- 富永 崇之,木暮 祐一,津村 忠助,山本 邦雄,乃万 司,"遠隔医療システムにおける携帯端末上での DICOM 画像の階調補正,"
日本遠隔医療学会雑誌 第 7 巻 第 2 号 平成 23 年 10 月, pp. 224-227, 2011.
キャラクタ(人間)のアニメーションを作りたい! [▲]
人体(人間)のアニメーションを作るのは結構大変です.
説明するときにしゃべる内容やキャラクタの動きなど,細かな指定をすることは非常に手間隙がかかります.
アニメーションを簡単に作れたり,(条件によっては)自動で作ったりすることに取り組んでます.
キャラクタが表を説明してくれるシステムを作っています.
スライドも,ただそこにあるだけよりも,キャラクタが説明してくれることで,見てる人は理解しやすくなります.
- K. Kondo, K. Yamamoto and T. Noma, "Animating Agents for Presenting Tables and Graphs,"
SIGGRAPH 2006 Research Poster, 2006.
- K. Kondo, K. Yamamoto and T. Noma, "TablePresenter: A life-like agent explaining tables,"
Proc of VIIP 2005, pp. 727-730, 2005.